電子情報技術産業協会(JEITA)は、2016年6月のPC国内出荷実績を発表した。2016年6月のPC出荷台数は、前年同月比94.9%の62.6万台。このうち、デスクトップPCは14.8万台(同100.7%)、ノートPCは47.8万台(同93.2%)となった。

JEITA発表資料「2016年6月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」

6月におけるPC出荷台数は62.6万台。このうち、デスクトップPCは前年比100.7%の14.8万台で、内訳はオールインワン(一体型)が同100.1%の4.5万台、単体(本体のみ)が同101%の10.3万台となった。ノートPCは同93.2%の47.8万台で、内訳はモバイルノートが前年比87.2%の10.2万台、A4型・その他が同95%の37.6万台。全出荷台数のうちノートPCが占める割合は76.3%となった。

出荷金額は、前年比95.6%の536億円。このうちデスクトップPCは前年比100.8%の124億円、ノート型は同94.1%の412億円となった。

第1四半期(2016年4月~2016年6月)の概況

第1四半期(2016年4月~2016年6月)の出荷台数は、前年比93.1%の153.4万台。このうちデスクトップPCは同102.3%の37.3万台。ノートPCが同90.5%の116.1万台となった。全出荷台数のうち、ノートPCが占める割合は75.7%。出荷金額は、前年比93.3%の1,392億円。

統計の参加企業は、アップルジャパン、NECパーソナルコンピュータ、セイコーエプソン、東芝クライアントソリューション、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計9社。