NJ-VA107は使い勝手だけでなく、純粋な炊飯機能にもこだわっている。三菱の「かまど炊き」の特徴といえば、上部空間に余裕をもたせた「羽釜」のような形の内釜。NJ-VA107は、釜の8分目あたりに「熱密封リング」を配置することで、内釜下部を高火力で加熱できる。また、リングにより上部に温度差を作ることで、高火力でも吹きこぼれを抑えることができる。
オレンジ色のゴムが、釜の熱が上部逃げないようにする「熱密封リング」。内釜は本体にセットすると上部が飛び出る「かまど」のような形だ。熱密封リングが熱を上に逃がさないため、内釜下部と内釜上部に適度な温度差が生まれるように設計されている |
また、内ブタに取り付けられたカートリッジに、吹きこぼれる蒸気や「おねば」を取り込むのも特徴。蒸気だけを上部から逃がし、ご飯の旨味のもととなるおねばは「蒸らし」段階でご飯に戻すという。会場ではNJ-VA107で炊いたご飯の試食もできたが、芯まで柔らかいのに表面にハリのあるご飯が楽しめた。
ゴミを吹き飛ばせる掃除機も
NJ-VA107のほか、会場では8月1日発売予定のサイクロン式掃除機「神風 TC-ZXE30P」の実演もあった。こちらは、風でゴミを吹き飛ばす「エアブロー機能」などを紹介。数cmしか隙間のない家具の下のゴミを風で掃き出す様子を見ることができた。