フィンランドのFuturemarkは13日(現地時間)、3Dベンチマークソフト「3DMark」のアップデートを行った。最新バージョンは「v2.0.2530」で、Advanced EditionとProfessional Editionに、PCに連続して高付加をかけて安定性を検証する「Stress Tests」を新たに追加した。

テスト結果の一例。GPU温度がピークに達したときに平均フレームレートが59から51に落ち込んでしまったため、テスト失敗となる

「Stress Tests」は、Sky Diver / Fire Strike / Fire Strike Extreme / Fire Strike Ultraをベースとし、Advanced Editionでは20回(10分程度)、Professional Editionでは2~5,000回の間でループの回数を設定し、テストを実施する。フレームレートが少なくとも97%安定していないとテストをクリアしたことにならないという。

長い時間PCに高い負荷をかけることで、安定性や信頼性に関する問題を明らかにし、障害のあるハードウェアや冷却が足りてない個所などの特定に役立てられるとしている。