Lian Li - 強化ガラス採用ケースの新モデル
Lian Liは、強化ガラスを使ったケースの新製品「PC-O9」を出展。従来モデル「PC-O8」から大きく変わったのはフロントの外観だ。PC-O8はフロントも全面強化ガラスだったが、PC-O9はマザーボード側の半分だけになり、よりすっきりした印象になった。8月の発売予定で、価格は55,000円程度の見込み。
さらに、そのスリムバージョンと言える「PC-O10」も新登場。マザーボード側のスペースを見せて、反対側の電源やHDDは隠すというコンセプトはそのままに、電源をSFXにするなどしてスリム化した。水冷用に、リザーバ/ポンプの設置場所も用意されている。こちらは9月発売で、価格は50,000円程度の予定。
また「PC-Q22」は、NCASE風のシンプルなMini-ITXケースだ。電源はフロント側に搭載するスタイルで、24cmラジエータをトップ側に設置することも可能。ドライブベイは少ないものの、冷却性能に優れたケースになりそうだ。年内の発売を予定しており、価格は2万円を切るくらいとのこと。
Antec - 3方向から内部を魅せるMini-ITXケース
Antecで注目は、内部が丸見えのMini-ITXケース「Crown」。両側のサイドパネルは強化ガラス、フロントはアクリルの大きな窓が開いており、3方向からケース内を見ることができる。マザーボードはリア側に配置する変わったスタイルだが、最長33cmまでのグラフィックスカードの搭載が可能だ。カラーは、シルバー、ゴールド、ブラックの3種類。
Zalman - 強化ガラスのサイドパネルを採用したフルタワーケース
Zalmanの「X7」は、強化ガラスのサイドパネルを採用したフルタワーケースだ。W230×H570×D590mmという大型ケースだが、シンプルな内部レイアウトを採用しており、作業性が非常に良さそう。ドライブベイや換気口をフロントとトップに出さないなど、デザインも良く考えられている。2016年Q3~Q4の発売予定で、価格は170ドル程度とのこと。
Enermax - Mini-ITX用と見間違う小型マイクロATXケース
Enermaxは、小型のマイクロATXケース「Steelwing」を展示していた。一見、Mini-ITX用かと思うサイズであるが、SFX電源をマザーボードに重ねて配置することで、このコンパクトさを実現した。ドライブベイを最小限に抑え、内部空間に余裕を持たせており、水冷システムも導入しやすくなっている。7~8月の発売予定で、価格は15,000円程度。