本体だけでなく付属の専用キーボードドックやデジタイザーペンも同じサテンゴールドで揃えられている。キーボードはアイソレーションタイプでキーのカラーは白色。前モデルはキーもサテンゴールドだったが、白色に変更されて視認性が上がった。なおキーピッチは19mmあり、各キーの表面が微妙にへこんでいるため指で押さえやすく、打鍵感もかなり良好だった。
このキーボードドックは、キーボード奥に溝が設けられており、そこにタブレット本体をはめ込んで装着する仕組みになっている。その際、ドックと本体がマグネットで強めに固定されるため、多少不安定な場所でも安心して使用できる。実際、机の上だけでなく膝の上や布団の上などに置いて使用してみたが、体を揺らした時などにタブレット本体が外れるようなことはなかった。ただし、キーボードドックを装着すると画面角度も固定されてしまうため、電車内のように窮屈な場所で膝上に置いて作業するのはちょっと苦しそうだ。
キーボードドックとタブレット本体はフットプリントが同じで、重ね合わせるとマグネットで吸着して画面を閉じたノートPCのようになる。その状態でカバンの中に入れて持ち歩いてみたが、意外としっかりマグネットで固定されているようで、多少揺すった程度で本体とドックがずれることはなかった。ちなみに付属のデジタイザーペンも、本体側面のペンホルダーに取り付けて持ち運べる。
バッテリ駆動時間はJEITA 2.0で約7.0時間となっているが、バッテリーベンチマーク「BBench」で、キー入力とWeb巡回をオンにして計測したところ、画面の明るさ「20%」で8時間25分、画面の明るさ「40%」で6時間52分駆動した(電源プランはいずれも「バランス」)。40%は室内だと結構明るく見やすい印象なので、実用的な使い方でも7時間程度は持つと考えてよさそうだ。