富士通は、2015年8月から実施しているノートPC用バッテリパックの交換・回収情報を更新した。

新たに、搭載バッテリチェックツール「FUJITSU Battery Check Tool」を、同社製PCのWindows Updateおよびドライバ・更新プログラムを通知する同社製ソフトウェア「アップデートナビ」経由で順次配信する。

FUJITSU Battery Check Toolの実際の診断画面。上記の画面が出た場合、交換対象のバッテリパックが搭載されているため、バッテリパック自主交換プログラムに申し込む必要がある

また、5月16日頃から「FUJITSU Battery Check Tool」上に、バッテリの充電停止処理機能を追加し、Windows Updateおよびアップデートナビ経由で再度配信していく。交換対象のバッテリパックは、充電により発火の危険性が高まるため、これを避ける措置。同機能ではツール上でユーザーの同意を得ると、バッテリへの充電を停止する。

今回のツール自動配信は、発火の恐れがある対象バッテリパックの交換をユーザーに促すため。ツールは従来ダウンロード配布していたが、より広く注意喚起し交換を促すため、自動配信を利用したという。