SCSKは4月1日、米APRIORI TECHNOLOGIES(aPriori)の製造原価シミュレーションシステム「aPriori」の販売を同日より開始すると発表した。

同システムは、設計・調達・製造の製造原価を自動でリアルタイムに算出するというもの。3次元CADデータを直接読み込み、形状の特性、材料、製造場所、製造プロセスなどを考慮したコスト計算を行う。北米、欧州、アジアを中心に15カ国100社への導入実績があるという。

SCSKは同システムを導入することで、開発プロセスの早い段階から代替設計の可能性を模索し、設計変更などの手戻りの削減につながるほか、サプライヤーからの見積もり価格を適正化し、金額の妥当性を判断できるようになるとしている。