Cat.9に対応

続いては通信。

機種名 Xperia Z4 Xperia Z5 Xperia X Performance
LTE(ドコモ版) Cat.6(ドコモ版:受信時最大225Mbps/送信時最大50Mbps) Cat.9(グローバル版:受信時最大452.2Mbps/51.0Mbps)
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1 4.2

X Performanceの対応するデータ通信規格はLTEのCat.9であることだけははっきりしている。Cat.9は受信時最大452.2Mbps/送信時最大51.0Mbpsになる。これに対して、Z4/Z5の搭載するチップであるSnapDragon810の対応する通信規格はLTEのCat.6。受信時最大301.5Mbpsなのだが、ドコモの通信網で使う場合、最速で受信時225Mbpsとなる。

X Performanceのグローバルモデルは夏以降に発売するとのことだが、日本国内で取り扱うキャリアが現段階では未定。仮にドコモから発売される場合、ネットワークがそれまでに高速化するのか? など現時点ではわからないが、もし、現状のままであればダウンロード最大300Mbpsになるのではないかと思う。つまりはZ4、Z5よりも通信速度が速いということだ。

Wi-Fiは、3機種ともにIEEE802.11a/b/g/n/acで変わらない。このあたりは仕方ないともいえるが、次期通信規格11adに対応したスマホも出てきているようなので、Xperiaとしては次機種あたりに期待していたい。

BluetoothはZ4とZ5が4.1、Xは4.2に対応する。4.2は数字の上では4.1から0.1しかあがっていないが、機能的には進化している。4.2ではBluetoothで接続したデバイスからネットにアクセスできるため、IoTデバイスでの活用が期待されているのだ。