神明ホールディングは1月29日、1.5合炊きの炊飯器「Poddi(ポッディー) AK-PD01」を発表した。同時発売の「ソフトスチーム米」を使用すれば、最短10分で炊飯可能だ。発売は2月15日。直販価格は税込4,980円(送料含まず)。

Poddi

Poddiは、「ソフトスチーム」加工を採り入れた炊飯器。ソフトスチーム加工とは、早稲田大学とT.M.L、埼玉県産業技術総合センターの共同研究によって生まれた技術で、食材に応じた温度の飽和湿り空気(蒸気)で加熱処理するというもの。ソフトスチーム加工によって、甘みを感じさせるブドウ糖は約13倍に増加し、うまみのもとになるアミノ酸も生成される。ソフトスチーム加工は100℃に達しない温度で加熱するため、ご飯の食感が損なわれにくく、中までふっくらと炊きあがるという。

前面と背面

Poddiと同時発売される「あかふじ ソフトスチーム米」「あかふじ ソフトスチーム玄米」「あかふじ ソフトスチームもち玄米」を使用した場合、ソフトスチーム米は最短10分、ソフトスチーム玄米は約40分、ソフトスチームもち玄米は約20分で炊飯可能だ(約0.5合を炊飯した場合。蒸らし時間は含めない。時間は水温などによって前後する)。米を研いだり、浸し時間をとったりしなくてよい。ソフトスチーム米以外の一般米にも対応。一般米の場合、炊飯時間は約40分となる(白米の場合)。

Poddiとあかふじ ソフトスチーム米

サイズはW155×D180×H197mm、重量は約1.35kg。炊飯容量は白米が約0.09~0.27L(0.5~1.5合)、玄米が約0.09~0.18L(0.5~1合)、おかゆが約0.09L(0.5合)。消費電力は800W。カラーはホワイト、レッド、ブラウン。計量カップとしゃもじが付属する。