カプコンは19日、千葉県・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2016」(会期:12月19・20日)のカプコンブースにおいて『戦国BASARA』シリーズのステージイベントを開催し、新作情報や、お掃除ロボット「プレミアムなCOCOROBO<戦国BASARA 伊達政宗Ver.>」の実機を初披露した。

「ジャンプフェスタ」の初日に行われた『戦国BASARA』ステージ

ステージには、まず『戦国BASARA』のシリーズプロデューサー・小林裕幸氏が登場し、2016年夏発売予定の『戦国BASARA 真田幸村伝』のPVを初公開した。御館様(CV.玄田哲章)のナレーションから始まり、幸村の「真田幸村、推して参る!!」の熱き口上、「それじゃあ、俺たちらしく行こうぜ」と幸村に語る伊達政宗などが映し出され、集まったファンの大きな拍手が会場に響き渡った。

小林氏は「『真田幸村伝』は『戦国BASARA』シリーズ初の列伝シリーズ。システムは従来を踏襲するが、PVでご覧のとおり、幸村や政宗のアクションは全て一新。新アクションや新ステージを用意しています」と明かし、幸村の衣装についても「ゴールドのような黄色が入り、鳳凰のような、不死鳥のごとくよみがえってきたような陣羽織をイメージしました」と言及した。

永遠のライバル・政宗については「今回は白い衣装になりました。これは政宗が白装束(背中に十字が描かれている)で十字架を背負い、織田信長のもとを訪ねたという史実エピソードがモチーフになっています」と解説。さらに武器について「政宗は今回、ずっと六爪(ろくそう)モードのアクションで戦います」とコメントし、ファンを驚かせた。

もちろん、『真田幸村伝』では、幸村の生涯最後の大きな戦いとなる「大坂 夏の陣」も描かれている。その中で大坂城も登場するが、これまでにない奇抜な大坂城を描くにあたり、小林氏は「BASARAらしい、ちょっと尖ったデザインと変わったギミックも用意してあります。幸村と政宗の物語と合わせて期待していただきたい」と呼びかけた。

さらに、完成したばかりだというシャープとコラボしたお掃除ロボット「プレミアムなCOCOROBO<戦国BASARA 伊達政宗Ver.>」(RX-CLV3-N)の実機がステージに登場。19日よりカプコンのオフィシャルショップ「e-CAPCOM」にて予約がスタートした本機の価格は162,000円(税込)と少々高価なアイテムだが、COCOROBOはシャープの人工知能を搭載した会話ができるロボット家電で、自動掃除はもちろん、声による操作や、クラウド連携による家電とのコミュニケーションも可能な高度な性能を誇る。

小林氏は「確かに高価だが、新規撮り下ろしの伊達政宗(CV.中井和哉)オリジナルボイスでしゃべりまくります。商品到着は3月になるので、春の掃除にピッタリです」とファンに向けてアピールした。

そのほか、「足軽くんにチャレンジ」と題した、ゲーム対決コーナーも行われた。ファンが『戦国BASARA 4 皇』をプレイし、「足軽くん」より倒した斬数が上回れば勝利となる。会場に登場した「足軽くん」だが、プレイではステージを間違うという痛恨のミス。挑戦者すべてに惨敗という結果に終わった。

最後に小林氏は「来年、春から夏に向けて『真田幸村伝』の情報を出していきますので、皆さまよろしくお願いいたします」とあいさつし、イベントは終了した。

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