12月19日と20日、東京・ベルサール秋葉原にて「ポータブルオーディオフェスティバル2015」(ポタフェス2015)が開催された。アユートブースでは、12月18日にリリースしたAstell&Kernのハイレゾプレーヤー「AK320」の試聴コーナーや、MASTER & DYNAMIC、Chord、BURSON AUDIOなどの製品を展開していた。

「AK320」の試聴ブース

手前が「AK320」。「AK380」との聴き比べも行える

AK320はフラッグシップ機「AK380」の基本設計を踏襲した新スタンダードモデルという位置づけで、AK380の高音質をより多くのユーザーに体感してもらう目的で開発したという。今回のポタフェス2015では、AK320をヘッドホン「AK T1p」との組み合わせで試聴できるコーナーを設置。AK320の実力をAK380と聴き比べながら検証するファンの姿がみられた。

Astell&Kern「AK320」。「新スタンダードモデル」という位置づけだ。直販価格は税込249,980円

Astell&Kernがこれまでにリリースしたポータブルプレーヤーがズラリ

「Mojo」も人気を集める

アユートブースでは、Astell&Kern製品を中心としたゾーンと壁を隔てて、MASTER & DYNAMIC、Chord、BURSON AUDIO、DITAの製品も出品。特ににぎわいを見せていたのはChordのポータブルヘッドホンアンプ「Mojo」のコーナーで、多くの人が手持ちのイヤホンやプレーヤーと組み合わせてじっくりと試聴していた。AK320やAK380のブースとは少し空気が異なり、多くのユーザーと説明員の間で、購入を見据えた真剣なやり取りが交わされていたのが印象的だった。

Chord「Mojo」

MASTER & DYNAMICのコーナーではヘッドホン「MH30」と歌手・黒埼真音さんがコラボレーションしたハイレゾ試聴を展開

MASTER & DYNAMIC「MH40」

Chordのポータブルヘッドホンアンプ「Hugo」

BURSON AUDIOのヘッドホンアンプ「Soloist SL MK2」は内部構造も公開