ヘビーな作業はキツいが普段使いに問題なし

前述のとおり、CPUは4コア/4スレッドのIntel Atom Z3735Fで、定格のクロックは1.33GHz、最大では1.83GHzで駆動する。メモリはDDR3Lで2GBとなっており、増設はできない。実際に触れてみた見た感じでは、ネット閲覧や文書作成、動画再生、大半のWindowsストアアプリなどは特に不満なく使えた。ただ、ブラウザゲームでは、ちょっと重さを感じるタイトルも見受けられた。ちなみに「艦これ」については、序盤だけしかチェックしていないが、それほど重くは感じなかった。

CPU-ZによるIntel Atom Z3735Fの情報

インタフェース周りは、USB 2.0×1、microUSB 2.0×1、マイク/ヘッドホンコンボジャック×1、miniHDMI出力×1、microSDカードスロットなど。無線LANはIEEE802.11a/b/g/nで、2.4GHz帯だけでなく5GHzにも対応し、Bluetooth 4.0も搭載する。そのほか、3軸加速度センサー、GPS、2Mピクセルのフロントカメラ、2Mピクセルの背面カメラ、ステレオスピーカーを装備。内蔵のリチウムイオンバッテリは容量6,000mAhで、カタログスペックではHD動画再生で約4時間駆動とされている(実測値は後述)。

上面には電源ボタンと音量コントロールボタン

底面にはキーボードカバーとの接点

右側面

左側面

インタフェースは左側面に集中しており、マイク/ヘッドホンコンボジャック、電源、USB 2.0 Type-A、miniHDMI出力、microUSB 2.0、カバーに覆われたmicroSDカードスロットが並ぶ

背面上部(写真左)と前面(写真右)には、それぞれ2Mピクセルのカメラを搭載

10.1型の液晶ディスプレイはIPS方式