ここでは本体の接続とセットアップについて説明していくが、「そんなの本体の造りと画面見ればわかるさー」という人は読み飛ばしていただいてかまわない。筆者も説明書を読むことなく、画面の指示に従うだけでセットアップが無事完了した。

本体は、そのままテレビのHDMI端子に差し込めばいいだけ。端子の周囲の状況によって直接差し込みづらかったり無線LANの電波が届きにくいなどの問題がある場合は、本体のHDMI端子を延長してくれるコネクタが同梱されているので、それを活用すればいい。あとは、本体に電源を供給するmicroUSBケーブルを接続すれば、ハードのセットアップは完了だ。手軽!

本体の裏面

HDMI端子を装備。これをテレビ/ディスプレイのHDMI端子に挿し込む

テレビ/ディスプレイのHDMI端子に実際に接続してみる

本体への給電は、コンセントからmicroUSBケーブルを介して行なわれる

電源を入れると同時に起動開始。テレビもしくはディスプレイの入力ソースを「Fire TV Stick」に切り替えると、本体のセットアップが始まっているのがわかるだろう。最初だけは多少時間がかかるが、それが終わると、言語の選択、無線LANへの接続、Amazonアカウントを入力することで、セットアップが完了する。このあたりは購入した条件などによってすでにIDが登録済みであったりと多少違いが出る可能性があるが、画面に表示される指示に従えば問題ない。こちらもやっぱり手軽。

ここでひとつ押さえておきたいのが、「Fire TV Stick」の無線LAN接続に関してだ。同機の無線ワンタッチ接続はWPSにしか対応していない。WPSを搭載していない無線LANルータを使用している場合は、パスワードなどを入力する必要がある。実はここだけは「超簡単」とは言い難かったが、入力自体は何も難しいことはないので(ワンタッチのWPSに比べて手間なだけ)、ルータのSSID・パスワードを確認しつつ、リモコンでの入力をぽちぽちと頑張っていただければと思う。

セットアップ中……(すぐ終わった)

ようこそ、Fire TV Stickの世界へ!(後編に続く)