ラトックシステムは3日、5GHz帯のIEEE802.11acに対応したWi-Fi SDメモリーリーダ「REX-WIFISD2」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。12月中旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は9,800円(税込)。

ホワイト

ブラック

専用アプリ「WiDrawer2」を使用することで、ワイヤレスでSDメモリーカードなどにアクセスできる。転送速度は433MHz(理論値)と高速で、2.4GHz帯の無線LAN(Wi-Fi)にも対応する。MIMO対応スマートフォンであれば、従来の2.4GHz帯の転送よりも高速なデータ転送が可能。転送速度の実測値は5GHz帯で最大11.59MB/s、2.4GHz帯で最大10.22MB/s。NFC対応スマートフォンなら、タッチするだけでWi-Fiの設定とアプリのインストールが完了する。5GHzと2.4GHzはセットアップ時に選択可能。

容量2,600mAhのモバイルバッテリとして利用できるほか、ポケットルータ機能も搭載。100BASE-TX対応有線LANポート×1基を備え、外出先の有線LAN環境と接続することで無線LAN環境を構築できる。電源をオフにした状態でPC接続すれば、USB 3.0対応のSDメモリーカードリーダとして機能する。使用できるSDメモリーカードの容量は256GBまで確認済み。USBポート×1基も搭載し、USBメモリやUSB HDDなどを接続可能。USB HDDは2TBモデルまでを利用できる。

内蔵バッテリへの充電時間は約3時間で、バッテリ駆動時間は約3.5時間。最大5台までの同時接続に対応する。無線LANセキュリティはWPA2 / WPA / WPA&WPA2に対応。電波範囲は50m(見通し)まで。本体サイズはW88×D76×H22mm、重量は約121g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6以降、Android 4.0以降、iOS 7以降。