シャープ、天井設置プラズマクラスターイオン発生機 - トイレや玄関を消臭

シャープは11月5日、プラズマクラスターイオン発生機の新製品として、天井設置型の「ニオワンLEDプラス」2機種と、ベッドサイド用の「IG-HBP1」を発表した。発売はいずれも11月26日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はニオワンLEDプラスが2畳用「IG-HTA30」で30,000円前後、1畳用「IG-HTA20」で22,000円前後、IG-HBP1が20,000円前後だ。


ニオワンLEDプラス	IG-HBP1

設置イメージ

天井設置型の「ニオワンLEDプラス」

ニオワンLEDプラスは、主にトイレでの使用を想定して2014年11月に発売された「IG-GTA20」の後継モデルに当たる。適用床面積が約1畳のIG-HTA20に、約2畳用のIG-HTA30を追加。トイレだけでなく玄関や洗面所などにも設置できるとする。約1畳用のIG-HTA20は体積が従来比で約30%削減された。


IG-HTA20を分解	IG-HTA30を分解。運転モードの切替スイッチがある

吹き出し口。左がIG-HTA20、右がIG-HTA30

「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載し、床などに付着したニオイの原因菌を除菌・消臭する。また、天井に設置する照明として機能するよう、LEDライトを備える。全光束(明るさ)はIG-HTA20が485ルーメン、IG-HTA30が810ルーメン。IG-HTA30のみ明るさを3段階で調節可能だ。

一般的な電球と同じE26口金形状を採用しているため、取り付け工事などを行わずに設置可能だ。人感センサーを搭載し、LEDライトのオン・オフ、プラズマクラスター運転の標準・強を自動で切り替える。IG-HTA30は、人がいないときのプラズマクラスター運転を、「強運転」「3時間の強運転後に標準運転」「常時標準運転」の3種類から選択可能だ。

サイズと重量はIG-HTA20がW85×D85×H220mm/440g、IG-HTA30がW117×D117×H220mm/640g。光色は電球色。

点灯イメージ

ベッドサイド用の「IG-HBP1」

IG-HBP1は、2014年11月に発売された「IG-GBP1」の後継モデルに当たる。シェードはリボンをイメージしたものから、香水瓶をイメージしたスリムなものへ変更された。高濃度プラズマクラスター25000を放出して肌をケアする「おやすみ運転」や、汗のニオイなどを消臭する「枕リフレッシュ運転」、さくら色のあかりは、引き続き採用している。明るさは2段階で調整でき、そのほか、だんだん暗くなって30分後に消灯するタイマー機能も持つ。