Googleは13日、iOSでAndroid Wear端末と連携できる「Android Wear for iOS」アプリを、App Storeから無料で提供開始。合わせて、米国で9月に発表したMotorola製の第2世代スマートウォッチ「Moto 360」を、2015年12月上旬以降に発売すると明かした。

「Android Wear for iOS」は、iOS 8.2以降のiPhoneで利用可能。同アプリを経由し、「LG Watch Urbane」、「Huawei Watch」、「Moto 360 - 2nd」および、今後発売するAndroid Wearと連携できるようになる。

米国で9月に発表された「Moto 360 - 2nd」

着信やメッセージ、アプリの通知といったiPhone内の情報のほか、ウォーキング、ランニング、サイクリングデータ、歩数や心拍数といったフィットネス関連の情報を、Android Wear端末で確認できる。常時オン機能を有効にすると、Apple Watchと異なり、タップや手首の操作なしで情報を確認できるとする。また、検索やカレンダーの表示、リマインダーの設定なども行える。

「Android Wear for iOS」と連携する端末のひとつ、10月に発表された「Huawei Watch」は、税別51,800円から16日からGoogleストアで販売開始した。また、米国で9月に発表された「Moto 360 - 2nd」は、価格未定ながら12月上旬以降に国内発売することも明かされている。

Googleでは、科学雑誌ニュートンが監修した星間航行用のウォッチフェイスなど、新たに4種類のウォッチフェイスも同時に公開したが、 サードパーティ製ウォッチフェイスはiPhone向けAndroid Wearには対応していないので注意したい。

「Huawei Watch」のGoogleストアページ