ベンチマークも好成績! ゲーマーもクリエイターも大満足

試用機の構成は、CPUにIntel Core i7-6700Kを採用し、16GBのメモリと256GBのPCI-Express x4対応M.2 SSDを搭載したものだった。グラフィックス機能はNVIDIA GeForce GTX 750で、OSはWindows 10 Homeとなっている。この構成でベンチマークを実施し、パフォーマンスを確認した。

まずは、Windowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT」の実施結果だ。Windowsエクスペリエンスインデックスの項目にあわせて紹介すると、以下のようになる。

WinSATの実施結果
プロセッサ 8.5
メモリ 8.5
グラフィックス 8.2
ゲーム用グラフィックス 9.9
プライマリハードディスク 9.1

非常によい成績で、普通の用途ならばまず不満はなく、長く満足して使えそうなことがわかる結果だ。ディスクアクセスの速度がわかる「CrystalDiskMark 3.0.2 x64」の実施結果も良好で、256GBのPCI-Express x4対応M.2 SSDの威力が実感できる。

CrystalDiskMark 3.0.2 x64

グラフィックス系の能力については「3D MARK」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実施してみた。

3DMark

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」標準品質(デスクトップPC)

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」高品質(デスクトップPC)

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」最高品質(デスクトップPC)

NVIDIA GeForce GTX 750はゲーム向けとしてはエントリークラスの製品だが、いずれの結果もよい。よほどゲームに注力しているユーザー以外は、特に不満なく遊べそうだし、より以上を求めるならばNVIDIA GeForce GTX 970という選択肢も用意されている。

実際に使った感触としても、常にきびきびと動いてくれて、ストレスは全くなかった。試用機と同じ構成だと税込みで19万3212円(ハイスペックがお得!キャンペーン適用済み)となるが、構成次第で10万円台前半から50万円弱まで幅広いマシンがつくれる。シリアルポートやパラレルポートの増設、PCリサイクルマークなしでの購入もできるため、法人導入もしやすい対応力の高いモデルといえるだろう。

製品名 Endeavor MR7400
CPU Intel Core i7-6700K(4.0GHz)
メモリ DDR4-2133 16GB(8GB×2)
ストレージ 256GB M.2(PCIe 3.0x4) SSD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 750
ネットワーク ギガビット対応有線LAN
インタフェース USB 3.0×6、USB 2.0×3、HDMI、DVI、D-sub、オーディオポート端子など
サイズ/重量 W179×D406×H368mm/約9.3~9.9g
OS Windows 10 Home 64bit
直販価格(税別) 178,400円