ここまでの設定だけで、WD Cloudと同じLANに接続されている全PCから、WD Cloudにアクセス可能になる。PCから「コンピューター」→「ネットワーク」を開くと、コンピューターの中に「WDCLOUD」というアイコンが表示されるはずだ。このアイコンを開くと、先ほど作成したローカルアカウントのユーザー名がついたフォルダと、デフォルトで用意されている「Public」「SmartWare」「TimeMachineBackup」というフォルダが見える。

ユーザー名がついたフォルダにアクセスするには、ローカルアカウントのユーザー名とパスワードの入力が必要だが、それ以外のフォルダはデフォルトで全PCから読み書き可能だ。Publicフォルダの中には、「Shared Music」「Shared Pictures」「Shared Videos」というフォルダが作られており、それぞれ、音楽、写真、動画の保存を想定している。もちろん、それぞれのネットワークフォルダにドライブ名をつけることもできるので、保存先がWD Cloudだということを意識せずに使える。

LAN上のPCから「コンピューター」→「ネットワーク」を開くと、「コンピューター」として「WDCLOUD」が認識されている

「WDCLOUD」を開くと、先ほど作成したローカルアカウントのユーザー名がついたフォルダ(この場合はmynavi)と、デフォルトで用意されている「Public」「SmartWare」「TimeMachineBackup」というフォルダが見える

WD Cloudに関する詳細設定や状況の確認は、「ダッシュボード」から行う。ダッシュボードを開くには、LAN上のPCから「コンピューター」→「ネットワーク」→「記憶域」で、「WDCloud」を右クリックし、表示されるメニューから「デバイスのWebページの表示」を選ぶ。

ダッシュボードの画面は、グラフィカルで分かりやすい。上部に並ぶナビゲーションアイコンをクリックすることで、その機能や設定にアクセスできる。ナビゲーションアイコンは、「ホーム」「ユーザー」「共有」「クラウドアクセス」「バックアップ」「アプリ」「設定」の7つが用意され、用途の概要は次の通りだ。

「ホーム」はWD Cloudの基本情報を確認、「ユーザー」はユーザーアカウントに関する設定、「共有」は共有フォルダに関する設定、「クラウドアクセス」はインターネット経由のアクセスに関する設定、「バックアップ」はWD Cloudのデータバックアップに関する設定、「アプリ」はアプリの追加や削除、「設定」はWD Cloudの高度な設定となる。

また「ユーザー」項目では、ユーザーアカウントの追加や削除、共有フォルダに対するアクセス権の設定、利用可能な容量の割り当てなどが行える。UIも分かりやすいので、すぐに使いこなせるだろう。

「コンピューター」→「ネットワーク」→「記憶域」で「WDCloud」を右クリックし、「デバイスのWebページの表示」を選ぶと、ログイン画面が表示される

最初に指定したローカルアカウント(管理者アカウント)のユーザー名とパスワードを入力すると、ダッシュボードが表示される

「ユーザー」を選択すると、ユーザーアカウントの作成や変更、削除などが行える

登録したユーザーごとに、共有フォルダへのアクセス権や、利用できる容量の設定などが可能

ファームウェアのアップデートがあれば知らせてくれる

WD Cloudのウリである、インターネット経由でのクラウドアクセスも簡単だ。クラウドアクセスを行うには、アクセス元の端末でWebブラウザを起動して「http://wdcloud.jp/」を開く。画面内の「サインイン」をクリックして、セットアップ時に指定したクラウドアクセス用のメールアドレスとパスワードを入力すればOKだ。ファイルの前にあるチェックボックスをチェックして、ダウンロードや削除などの操作を行う。

Webブラウザを使って、インターネット経由でのクラウドアクセスが可能。JPG画像はサムネイルも表示されるので便利だ