HP Pavilion x2は、液晶ディスプレイを取り外したり、向きを変えてキーボードドックに装着したりすることで、合計4種類のスタイルで利用可能だ。接続部分にはマグネットが仕込まれており、意外とスムーズに脱着できた。取り外す際は多少力を入れる必要があるが、余計な操作なしで手軽に扱える点はいい。

キーボードドックから液晶ディスプレイを取り外した状態(写真左)。接続部分には、ドッキングコネクタと2つのドッキングポートを配置(写真右)。接続用のマグネットは液晶ディスプレイ下部と、キーボードドック側のポートのあいだに仕込まれている

標準的なクラムシェル型の「ノートブックモード」

液晶ディスプレイを反転させた状態でキーボードドックに接続する「スタンドモード」

「スタンドモード」の状態から、本体の上下をひっくり返した「テントモード」

タブレット単体、あるいはスタンドモードの状態から液晶ディスプレイを閉じた状態で使う「タブレットモード」

タブレット時の本体サイズは幅265×奥行き175×高さ10mmで、重量は約600gだ。10.1型タブレットとしては特に薄くて軽いわけではなく、持ち運びやすさは標準的だ。一方、キーボードドックを装着するとサイズは幅265×奥行き183×高さ16.7mmで、重量は約1.19kgとなる。クラムシェル型ノートPCとして考えればそれなりに軽く、持ち運びにも便利だろう。

タブレット時の高さは10mm。あくまでも標準的な薄さだが、実際に手に持ってみると、意外に薄く感じる

タブレット時の重量は実測で596g(写真左)、キーボードドック装着時で重量は実測1.15kgだった(写真右)