9月9日のアップルスペシャルイベントが近づいているが、一体どんな製品が登場するか、気になって仕方がない人も多いだろう。本稿では新型iPhoneについて、ネットで流れている噂などを総合し、製品像を予想してみる。

新型iPhoneは「iPhone 6S」?

iPhoneは登場以来、ナンバリングの変わる新型→Sが付く改良型という開発サイクルを繰り返している。このルールからズレたのはただ3度、ナンバーのつかない初代iPhoneからiPhone 3Gになったときと、iPhone 5の派生としてiPhone 5Cが登場したとき、そして昨年iPhone 6 Plusが登場したときだ。初代→3Gはともかくとして、5CやPlusは派生モデルなので、基本的なルールはほぼ踏襲されていると言ってもいい。

iPhone 6に続く新iPhoneはiPhone 6sになるとみられる。写真はiPhone 6/6 Plus

このルールから判断するに、今年の新型は「iPhone 6S」となる。この線はこれまでに飛び交ってきたさまざまな噂からも裏付けられており、突然ティム・クックCEOが乱心でもしない限り、99.9999…%間違いないだろう。好評だったPlusも引き続き継続し、こちらは「iPhone 6S Plus」というネーミングになる。

一部の噂では4インチの小型iPhoneが販売され、これはネーミングが「iPhone 6C」になるのではと言われていたが、最近の情報を総合するに、この計画はキャンセルされたと見ていいだろう。アップルは1~2世代前の端末を(アップルとしては)ローエンド市場向けや途上国市場向けに低価格端末として販売するが、これにはiPhone 5Sが(おそらくフラッシュメモリを8GBに減らして)販売されるだろう。