価格はどうなる?
肝心の価格だが、基本的な線はiPhone 6と変わらない水準になる見込みだ。ただし日本では為替の変動などもあるため、若干値上がりする可能性がある(もっともSIMフリー端末については小刻みイン為替が反映されて価格改定が行われているため、大きくは変わらない見込み)。
問題はキャリア販売のiPhoneだ。SIMロック解除可能になることで、各キャリアが2年縛りをやめて端末代の割引額を引き下げる、あるいはなくす可能性がある。日本ではこれまでiPhoneを実質0円かそれに近い水準で購入できていたが、海外並みに数万円の自己負担となる可能性もある。
ただ、Android端末ではこれまでそのような販売戦略の変更が行われていないため、iPhoneでも同様に従来路線を続けるか、あるいは選択肢が増えることになるかもしれない。このあたりは各社ともギリギリまで検討を続けるので、販売前日あたりまで価格が決まらないということも多いにあり得る話だ。