米Motorola Mobilityは9月2日(現地時間)、Android Wearを搭載したスマートウォッチ「Moto 360」と「Moto 360 Sport」を発表した。アメリカでは予約受付を開始しており、価格は299.99ドルからとなっている。
Moto 360
2014年9月に発売された「Moto 360」の第2世代となるスマートウォッチ。第1世代同様、 文字盤が円形のクラシックな腕時計型デザインを採用している。新開発の「Quick-release bands」によって簡単にバンド交換が行えるようになった。
サイズは女性用が42mmモデルの1種類、男性用が42mm / 46mmモデルの2種類。液晶ディスプレイは42ミリモデルが1.37型(360×325ドット)、46mmモデルが1.56型(360×330ドット)。OSはAndroid Wear、CPUはQualcomm Snapdragon 400(1.2 GHz、4コア)、メモリは512MB、ストレージは4GB。
Bluetoothのバージョンは4.0 Low Energy、Wi-Fiは802.11 b/gに準拠。バッテリ容量は42mmモデルが300mAhで最長1.5日間、46mmモデルが400mAhで最長2日間使用できる。IP67相当の防塵・防水性能を持つ。ワイヤレス充電方式を採用。価格はどのパーツを選んだかによって異なり、299.99~429.99ドル。
Moto 360 Sport
GPSセンサーを内蔵し、移動距離や経路、速度などを計測できるフィットネス向けモデル。心拍計を搭載し、心拍数も測定する。周囲に合わせて明るさを変える「AnyLight display」により、屋内でも屋外でもディスプレイを見やすい。特殊なUVコーティングを施したシリコンを採用しており、退色や色移りが起きにくく、IP67相当の防塵・防水性能も備える。発売時期や価格、仕様など詳細は、後日発表される予定だ。