米Lenovoは1日(現地時間)、コストパフォーマンスを重視した「ThinkPad Eシリーズ」の新モデルを発表した。Intelの第6世代Coreプロセッサを搭載したThinkPad E460 / E560と、AMDの第6世代APUを搭載したThinkPad E465 / E565をそろえる。いずれも11月の発売を予定する。
ThinkPad E460 / E560
"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサ搭載モデル。14型の「ThinkPad E460」と15.6型の「ThinkPad E560」をラインナップする。CPUの刷新により、パフォーマンスが向上するほか、「ThinkPad E560」ではオプションでIntel RealSense 3Dカメラを選択できる。価格はどちらも549米ドル。
CPUやメモリ、ストレージなど、複数のスペックを用意する。CPUはIntel Celeron 3855U(E560のみ) / Core i3-6100U / Core i5-6200U / Core i7-6500Uから、メモリはDDR3L 16GBまで、ストレージは500GB HDD(5400rpm) / 500GB HDD(7200rpm) / 1TB HDD500GB HDD(5400rpm) / 8GBキャッシュ搭載500GB SSHD / 192GB SSDから、グラフィックスは内蔵GPU / Radeon R5 M330 2GB(E460のみ) / Radeon R7 M360 2GB (E460のみ) / Radeon R7 M370 2GB GDDR5(E560のみ)、ディスプレイの解像度はHD(1,366×768ドット)もしくはフルHD(1,920×1,080ドット)、OSはWindows 7もしくはWindows 10。
インタフェースは、OneLink、USB 3.0×3、HDMI×1、D-Sub(E560のみ)、無線LAN、Bluetooth 4.0もしくは4.1、Webカメラ(720p)など。バッテリ駆動時間は最大9時間。
本体サイズと重量は、E460がW339×D239×H21.8~22.9mm(アルミニウム)もしくは、W339×D239×H22.1~24.4mm(プラスチック)/1.9kgから、E560がW377×D255×H23.8~27.1mm/2.3kgから。
ThinkPad E465 / E565
プロセッサに"Carrizo"こと第6世代APUを搭載する。こちらも14型の「ThinkPad E465」と15.6型の「ThinkPad E565」をラインナップし、Intel RealSense 3Dカメラに非対応のほかは、ThinkPad E460 / E560とほぼ同様の特徴を備える。価格はThinkPad E465が449米ドル、ThinkPad E565が479米ドル。
搭載するAPUはA6-8500P / A8-8600P / A10-8700P / FX-8800P(E565のみ)、グラフィックスが統合GPUもしくはRadeon R5 M330 2GB。バッテリ駆動時間は最大6.5時間。
このほか、メモリやストレージ、ディスプレイ解像度、OSといった基本スペックやインタフェース、本体サイズと重量はThinkPad E460 / E560と共通となっている。