フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月25日、電気シェーバー「7000シリーズ」2製品と「5000シリーズ」5製品を発表した。発売はいずれも9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は7000シリーズが19,800円前後から、5000シリーズが8,980円前後から(いずれも税別)。
5000シリーズ。左から充電洗浄機が付属する「S5390/26」、充電洗浄機なしの「S5390/12」、ターボモードなしでブラックの「S5270/12」、ターボモードなしでブラック×ホワイトの「S5210/12」、収納ケースの代わりに保護キャップが付属する「S5075/06」 |
肌に「密着」する2シリーズ
今回の発表を機に、フィリップス エレクトロニクス ジャパンはシェーバーのラインナップを整理し、フラッグシップの9000シリーズ、肌へのやさしさにこだわった7000シリーズ、スピードを重視した5000シリーズとした。7000シリーズは「センソタッチ2D」シリーズの後継で5年ぶり、5000シリーズは「アクアタッチ」シリーズの後継で3年ぶりの新製品となる。なお、9000シリーズは2014年発売のモデルを継続して販売する。
フィリップスのシェーバーは、3基のシェービングヘッドを持った回転式を採用する。回転式は、往復式に比べて顔の輪郭にフィットしやすく、異なる長さやさまざまな方向に生えたヒゲをキャッチできるのも特徴だ。
7000シリーズと5000シリーズでは、回転式の強みともいえる肌への密着性を高め、フラッグシップの9000シリーズに迫る密着性を実現した。これにより、凹凸が多いあごの下や喉もとなどをより滑らかに剃れるようになり、7000シリーズでは肌あたりのやさしいシェービングを、5000シリーズではよりスピーディーなシェービングを追求している。
敏感肌の人にオススメ「7000シリーズ」
7000シリーズは、肌にやさしいシェーバーを目指したモデル。日本人男性を対象に調査した結果、半数以上が「自分は敏感肌だ」と感じ、シェーバー購入時に「肌へのやさしさ」を重視しているという調査結果に着目して開発された。
シェービングヘッドには、微細なビーズコーティングを施した「スキンコンフォートリング」を採用。肌との接触箇所を少なくすることで摩擦を低減し、滑らかな肌あたりを実現している。また、「5方向ダイナミックフレックスヘッド」により、顔の輪郭に隙間なく密着したシェービングが可能だ。肌あたりよく調整された外刃とヒゲを根もとから引き上げる内刃を採用した「ジェントルプレシジョン刃」によって、スムーズな深剃りとやさしい肌あたりの両立を図っている。第三者調査機関での試験結果をふまえて「フィリップス史上最高の肌へのやさしさ」を謳う。
推定市場価格は充電洗浄機付きの「S7310/26」が24,800円前後、充電洗浄機なしの「S7310/12」が19,800円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW60×D63×H164mm、重量は164g。本体色はホワイト&ブルー。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間は約50分。IPX7相当の防水性能を持つ。
5000シリーズ
日本人男性を対象に行った調査によると、7割以上が「素早く剃れる」ことを重要視している。これをふまえて開発されたのが5000シリーズだ。内刃の回転数を10%アップして早剃りできるターボモードを搭載し、すばやいシェービングができるシェーバーを目指した。
「5方向フレックスヘッド」を採用し、顔の輪郭に密着しながら深剃りを実現。さまざまな長さのヒゲを捉える外刃と、寝ているヒゲを起こす特殊構造を組み合わせた「マルチプレシジョン刃」により、少ないストロークですばやくカットできるという。
推定市場価格は「S5390/26」が16,800円前後、「S5390/12」が12,800円前後、「S5270/12」および「S5210/12」が10,800円前後、「S5075/06」が8,980円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW61×D67×H164mm、重量は173g。本体カラーはS5390/26およびS5390/12がブラック&レッド。S5270/12とS5075/06が本体色がブラック、S5210/12がブラック&ホワイト。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間はS5390/26とS5390/12が約45分、S5270/12、S5210/12、S5075/06が約40分となっている。