JVCケンウッドは8月6日、ステレオヘッドホン「KH-KZ3000」「KH-KZ1000」、インナーイヤーヘッドホン「KH-CRZ700」「KH-CRZ500」を発表した。8月29日から「ビクターエンタテインメントオンラインショップ」限定で発売する。希望小売価格(税込)は、KH-KZ3000が48,400円、KH-KZ1000が25,000円、KH-CRZ700が7,980円、KH-CRZ500が4,980円だ。

「KH-KZ3000」

「KH-KZ1000」

4製品のコンセプトは「身に付けることで少し特別な非日常間を楽しめる」こと。装着時のスマートさにこだわったというソリッドなデザインには、ケンウッドロゴの「The red triangle」も取り入れている。

KH-KZ3000とKH-KZ1000は、ハイレゾ音源対応モデルとなるオンイヤータイプのヘッドホン。ハウジングに4つのポートを設ける「クアットダクトエンジン」を備える。4つのポートそれぞれが、異なる周波数の低域を受け持つことで、歯切れのよい低域再生を実現した。

ドライバーはφ40mmで、KH-KZ3000がトリプル、KH-KZ1000はシングルのネオジウムマグネットを採用している。ケーブルはいずれも着脱式で、長さは1.2mだ。なお、KH-KZ3000には、低域の再現性を高める「グラスファイバーPAサウンドディフューザー」も採用されている。

「KH-CRZ700」

「KH-CRZ500」

KH-CRZ700とKH-CRZ500は、ライブ感を高めるバスポートを採用したインナーイヤーヘッドホン。ドライバーはいずれもφ10mmで、KH-CRZ700はダブル、KH-CRZ500はシングルのネオジウムマグネットを採用している。ケーブルは、からみを抑えるフラットタイプだ。通話や音楽再生などの操作が可能なリモコンも備え、ケーブルの長さは1.2mだ。

項目名 KH-KZ3000 KH-KZ1000 KH-CRZ700 KH-CRZ500
インピーダンス 56Ω 32Ω 16Ω
再生周波数帯域 10Hz~50kHz 10Hz~48kHz 7Hz~20kHz 8Hz~20kHz
出力音圧レベル 103dB/mW 105dB/mW
質量(ケーブル除く) 270g 200g 8g 7.5g