カシオ計算機は7月18日・19日の2日間、広島県広島市の紙屋町シャレオ中央広場にて、カシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR1600」を使った体験型イベント「EXILIM 日本空中散歩 びっくりトリック写真を撮影しよう! シェアしよう!」を開催した。このイベントは今回の広島を皮切りに、東京、大阪、京都、名古屋、仙台など全国の主要都市で開催が予定されている。
空中散歩できるトリックアートとは!?
広島でのイベントは好天に恵まれた連休の2日間とあり、ひっきりなしに人が訪れ、多くの参加者でにぎわった。会場には東京スカイツリー、大阪の通天閣、名古屋城、京都の街並みなど、全国各地の名所・旧跡をモチーフにした大型パネルを用意。パネルの前で写真を撮ると、あたかも現地で撮影したかのような仕上がりになる、というのがトリックアートの趣旨だった。
EX-ZR1600は、スマートフォンとの連携機能が向上した1,610万画素のデジタルカメラ。撮影した写真を自動でスマートフォンやタブレットに送信する「オートトランスファー機能」を搭載している。これは「撮影した写真を、その場で大きな画面で確認したい」、「撮影した写真を、すぐにオンラインでシェアしたい」、そんなニーズに応える便利な機能だ。今回のイベントでも、撮影した写真はタブレットで確認したり、スマートフォン用写真アプリ「Scene(シーン)」の共有アルバムを通じてシェアしたりできるようになっていた。オートトランスファー機能のインパクトは強く、参加者の中には「いまカメラで撮ったばかりの写真が、なんでタブレットで見られるの」と不思議がる人もいた。
またEX-ZR1600は、ハイスピードテクノロジーにより、秒間30枚という高速連写機能も魅力の一つ。液晶モニタが180度回転する「チルト液晶」や、本体前面にもシャッターボタンを備える「フロントシャッター」、肌の色や滑らかさを調整できる「メイクアップモード」など、自分撮りに役立つ機能も強化されている。会場のスタッフに話を聞いたところ、「普段はスマホで自撮りしているけれど、デジタルカメラはやはり綺麗」といった参加者が多いとのこと。
幅広い年代から好評のEX-ZR1600とオートトランスファー機能
広島市内で最大の繁華街の地下広場という好立地も手伝い、会場にはひっきりなしに人が訪れていた。プロ野球の試合を観戦する前に立ち寄ったという広島カープのファンがいれば、懐かしの故郷のパネルを指さして「このあたりに住んでいたんだ」などと地元トークに花を咲かせる参加者の姿も。東京にいる孫と一緒に東京スカイツリーに上る予定だという老年の女性は「ここで先に上ってしまおうかしら」とお茶目な笑顔を見せていた。
ところで、シニアの方にクラウドの概念を説明するのは大変なことではないだろうか。そんないらぬ心配もしてみたが、イベントスタッフによれば「クラウドサービスは、私たちの想像以上にお年寄りの方に身近な存在になりつつあるようです」とのことだった。例えば、孫の写真を見せるのに1枚1枚メールで添付していたのでは、送る方も受け取る方も大変だ。また、フォトブックを作るには、手間と時間とお金がかかる。
そこで最近は、クラウドサービスが活躍しているらしい。孫や家族の写真を見たいといったアクティブなシニアの方ほど習熟が早いという。前述の通り、オートトランスファー機能とスマホアプリSceneを連携させることで、難しい設定をせずに写真を共有できるEX-ZR1600は、いろいろなシーンで活躍してくれそうだ。
今後の日本空中散歩は、以下の会場と日程で開催される予定。参加費は無料、予約も不要なので、気になった方は気軽に立ち寄ってみると良いだろう。詳細はカシオのWebサイトで確認いただきたい。
・京都駅ビル 駅前広場
2015年7月25日(土)・26日(日)、11:00~18:00
・新宿ステーションスクエア
2015年8月22日(土)・23日、11:00~18:00
・福岡県(会場と日程は後日公開)
・大阪府(会場と日程は後日公開)
・愛知県名古屋市(会場と日程は後日公開)
・宮城県仙台市(会場と日程は後日公開)