写真で見る「LUMIX GX8」

ファインダーは3型・236万ドットのOLED(有機ELの一種)で、視野率100%、倍率0.77倍まで大型化。チルト式でアイポイントも21mmとした。背面液晶は2軸回転式のフリーアングルモニターで、3型・104万ドットのOLEDでタッチパネルにも対応する。

特に強化したという大型ファインダーを搭載。ファインダーは90度までチルトする。モニターは2軸回転式のフリーアングルモニター

ボディは防塵・防滴対応。マグネシウム合金を採用して質感を高めた。操作面では、フロントとリアの2つのダイヤルで設定変更ができ、さらにリアダイヤルの中央ボタンを押すと一時的にダイヤルの割り当てを変更できる。このように素早い設定変更を可能にした。

ボディは堅牢なマグネシウム合金製

GX8のカットモデル

フロントとリアの2つのダイヤルで操作できる。撮影モードダイヤルの根元に露出補正ダイヤルも備えた

GX7との比較。防塵防滴、チルトファインダーなどの搭載、バッテリーの大容量化に加え、最上位モデルとしての使いやすさ、構えやすさなどを考慮して、GX7よりも一回りほど大型化した

本体背面。モニターを閉じると、ボディと同じラバーが張り付けてあるというこだわり

本体側面

さらに、LUMIXのLEICAレンズとして初のズーム「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4-6.3」を開発発表。35mm判換算で800mmという超望遠を実現する。発売は2016年の予定。今後も、LEICA DGレンズを拡充していくという。また、初心者向けに「最初の1本」として提案する「LUMIX G 25mm / F1.7」の開発も明らかに、大口径の単焦点ながら入門レンズとして低価格を実現する。発売は2015年中だ。

レンズラインナップ。新たに2本のレンズを投入する

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4-6.3

LUMIX G 25mm / F1.7

さらには、レンズ一体型の「LUMIX DMC-FZ300」も開発発表。35mm判換算25~600mm、全域F2.8の光学24倍ズーム「LEICA DC VARIO-ELMART」レンズを搭載。スペックは従来モデルと同等だが、手ブレ補正の性能などを向上させた新レンズだという。第3世代の4Kフォトや4K動画、4Kフォーカスセレクトも搭載する。発売は年内の予定だ。

LUMIX DMC-FZ300