対応バンドまとめ
前項の表を整理すると、
NTTドコモ
W-CDMA:バンド1(2100MHz)、バンド6(800MHz)、バンド9(東名阪、1700MHz)、バンド19(800MHz)
LTE:バンド1(2100MHz)、バンド3(東名阪、1700MHz)、バンド19(800MHz)、バンド21(1500MHz)au
LTE:バンド1(2100MHz)、バンド11(1500MHz)、バンド18(800MHz)、バンド26(800MHz)、バンド41(UQコミュニケーションズ、2500MHz)ソフトバンク
W-CDMA:バンド1(2100MHz)、バンド8(900MHz)、バンド9(1700MHz)、バンド11(1500MHz)
LTE:バンド1(2100MHz)、バンド3(1700MHz)、バンド8(900MHz)、バンド41(WCP、2500MHz)
にそれぞれ対応していることになる。
電波は周波数が高いと遠くまで飛ばず、障害物などで減退しやすいという特徴があるため、広いエリアでサービスを使うには、いわゆるプラチナバンドと言われる700~900MHz帯が使えることがポイントだ。従って広いエリアで快適に使うには、バンド8、18、19、26あたりに対応しているかどうかも重要なポイントになるわけだ。
特にNTTドコモの場合、バンド11が日本でしか使われていないバンドのため、グローバル端末の対応は絶望的だ(iPhoneですら対応していない)。このため、バンド19に対応していないと東名阪地域以外では2100MHz帯しか使えなくなり、エリアがぐっと狭まってしまう。MVNO業者はほとんどがドコモ回線を使っているので、SIMフリー端末ではドコモ回線の対応状況が重要なポイントになる。機種選びの際はこのあたりにも気をつけたい。