洗練されたデザインの筐体に充実の基本性能を搭載

ASUS X550ZE-FX7600は、15.6型ワイド液晶ディスプレイを内蔵したA4スタンダードノートだ。Intel製CPUではなく、AMDのFX-7600P APU(2.70GHz/最大3.60GHz)を採用し、APU内蔵と外付けのRadeon R7 M270DXのデュアル・グラフィックスを搭載しているのが大きな特長になっている。

本体は幅380mm、奥行き251mm、高さ25.1~31.02mmと15.6型ノートとしては標準的なサイズ。シルバーとブラックを基調とした外装は質感が高く、プライベートでもビジネスシーンでも場所を選ばず使用できる。

ロゴを中心に、同心円状のヘアライン処理が施されている天板

ちなみに、天板はロゴを中心に同心円状のヘアライン処理が、キーボード奥にはドットパターンが、パームレストには凹凸状の表面加工が施されており、見た目が美しいだけでなく、指紋や汚れがつきにくくなってもいる。

パームレスト部などにも凝った表面加工が施されている

液晶の解像度は1,366×768ドット。視野角はあまり広くなく、斜めから見たときの色の変化がやや大きめだが、色再現性や階調表現力は十分高い。グレア(光沢)パネルということもあり、色鮮やかでメリハリの利いた表示が可能だ。

液晶ディスプレイは15.6型ワイドのグレアパネルを採用。解像度は1,366×768ドットだ

また、本機には「ASUS Splendid Technology」という技術が搭載されており、映画や写真などのコンテンツに合わせて表示を最適化することができるが、標準の「NORMAL」だと発色は自然な感じで、長時間使用していても目は疲れにくい。

キーボードはキー同士が離れたアイソレーションタイプで、キーピッチやキーストロークに余裕があり、長文入力もしやすい。テンキーが省略されず、ちゃんと搭載されているのも評価できるポイントだ。トラックパッドはマルチタッチ対応で、タップやピンチなどのジェスチャーが快適に行える。

キーボードはアイソレーションタイプ。テンキーも搭載する

打鍵感がよく、長時間タイプしていても疲れにくかった

マルチタッチに対応したトラックパッド。ジェスチャーもスムーズ

インタフェースは、本体左側面にD-Sub15ピン、HDMI、LAN、USB3.0×2、ヘッドホン端子を、本体右側面に電源コネクタとDVDスーパーマルチドライブ、USB2.0を搭載している。また、本体前面にはSDHC/SDメモリーカードに対応したカードリーダーも装備。このほか、液晶上部には30万画素のWebカメラも内蔵されている。

本体左側面には、D-Sub15ピン、HDMI、LAN、USB3.0×2、マイクロホン/ヘッドホンコンボ端子が搭載されている

本体右側面には、電源コネクタとDVDスーパーマルチドライブ、USB2.0が搭載されている

本体前面左下にはSDHC/SDメモリーカードに対応したカードリーダーも装備する

液晶上部には30万画素のWebカメラが内蔵されている