LINEが本日11日に公開した、定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」には、「LINE」の友だちが聴いている楽曲を教えてくれる「フレンズチョイス」機能が実装されている。気になるあの子の音楽の趣味もわかるようになるのだろうか。「フレンズチョイス」の概要などをLINE広報部に聞いた。

友だちが「LINE MUSIC」を利用していることが大前提

「フレンズチョイス」は、自分の「LINE」の友だちが「LINE MUSIC」を聴いている楽曲がリスト形式で表示される機能。リストは、「LINE MUSIC」のトップページに表示される。合わせて、何人の友人が再生したかがわかるヘッドフォンのアイコンも付いている。

「LINE MUSIC」トップページに表示される「フレンズチョイス」

なお、「フレンズチョイス」の表示の詳細な条件については回答が得られていないが、何人もの友だちが同じ曲を再生したときに「フレンズチョイス」が表示されるという。そのため、自分の「LINE MUSIC」上に「フレンズチョイス」が表示されていない方は、友だちに「LINE MUSIC」を利用してもらうことで表示されるようになるかもしれない。

特定の友人が何を聴いているのかはわからない

表示されるのは、「LINE」の友だちが聴いている楽曲だが、友だち“全体”の動向から集計されため、個人的に「誰が何を聴いている」かはわからない。プライバシーに配慮してのことだが、気になるあの子が聴いている曲の特定はできない。

自分の好きな楽曲が「フレンズチョイス」に表示されることを敬遠する方もいるだろうが、自分の再生した楽曲の情報を「LINE MUSIC」に提供しないことは原則できない(LINEログインをしないことで、情報を提供しないことも可能だが、楽曲の再生時間が30秒になるなど、一部機能が制限されてしまう)。

ただし、前述の通り、個人を特定できない上、友だちのなかで自分1人だけが聴いている曲の場合は何度聴いていても表示されないので、あまり心配しなくてもよさそうだ。