アップルの開発者向けカンファレンス「WWDC2015」が開催目前となった。iPhoneは販売サイクルが秋を起点にしているため、このタイミングで新製品が発表されることはないと思われるが、アップル製品の動向に注目が集まる機会だけに、次期iPhoneにまつわるさまざまな噂を集めて検証してみよう。
次期iPhoneはデザインが同じ「s」?
iPhoneの製品サイクルは大きく分けて「デザインが2年周期」「内部は1年周期」と分けられる。型番が数字のみで終わるのが新デザインを採用した年、型番の数字の次に「s」が付いた年が、中身だけ更新された年となる。1代限りで終わったiPhone 5cもあるが、これは例外として考えればいいだろう。
2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 |
iPhone | iPhone 3G | iPhone 3GS | iPhone 4 | iPhone 4s | iPhone 5 | iPhone 5s/5c | iPhone 6/6Plus |
この法則に従えば、2015年のiPhoneは、デザインは現在のものを踏襲した「iPhone 6s」になる。おそらく、順当にこの命名法則が適用されるだろう。昨年登場した「iPhone 6 Plus」は、従来のラインナップになかった新モデルなのでこれも例外扱いになるが、順当にアップデートされるとすれば「iPhone 6s Plus」になるだろう。