たった2時間でもこんなに水が!

RJ-XA70はゼオライト方式となっており、吸い込んだ空気中の水分をゼオライト(除湿ローター)に吸着させ、乾燥した空気を吹き出す仕組みだ。ヒーターの熱を利用して除湿・乾燥するため、運転中は熱を発生する。条件によって変わるが、室温が上がる場合もある。

実際に乾燥コースで運転してみたところ、送風口から熱風が出てきた。熱風といってもヤケドするほどではないのだが、洗濯物に直接温かい風が届くため、単に除湿するだけよりも早く洗濯物が乾く。

我が家では今のシーズン、運動会の練習のために子ども達が毎日ドロドロの体操着を持ち帰ってくる。そんなわけで夜間、洗濯に追われているのだが、RJ-XA70は洗濯物2kg程度なら50分で乾かせるというので、さっそく試してみることにした。

いつも体操着はドアにかけられるピンチハンガーを使って干しているので、ルーバーの角度を上向きにして、首振りは60°に設定して乾燥してみた。

少量の洗濯物は、ドアにピンチハンガーを引っ掛けて乾かす

操作部はイラストがあるので設定しやすい

かなり距離があるように見えるが、洗濯物まできちんと風が届くのだろうか?

<動画(音声が出ます)> ルーバーを上方向60°、首振りを60°に設定したところ、全体にムダなく風が当たった

すると、ちょうどピンチハンガーに干されている洗濯物に、まんべんなく風が当たっていた。下からの風なので、体操着の中まで風が入り込んで膨らんだり、しぼんだりしている。

1時間ほどでだいたいは乾いたが、どうしても乾きにくかったのは体操着の半ズボンで、分厚いゴム部分がまだ湿っていた。また、体操袋のキルティング生地は乾くのに時間がかかり、完全に乾くのには2時間ほどかかった。それでも我が家で使用している縦型洗濯乾燥機のドライよりも早い。さらに、タンクを開けてビックリ。たった2時間でも、水が500mlほどたまっているのだ。

他は1時間ほどで乾いたが、このゴム部分がなかなか乾かなかった。それでも2時間かけるとしっかり乾燥した

ピンチハンガーにかけたのはこちら。あっという間に乾いて感激!

たった2時間でも水がこんなにたまっていた。水タンクはすぐに一杯になるので、マメに捨てよう