ワークアウトを楽しむ機能

Apple Watchは基本的にはiPhoneとペアリングして、インターネット接続やアプリの活用などを行っている。しかしApple Watch単体でもいくつかの機能を利用することができる。ワークアウトもその1つだ。現在リリースされているエクササイズ系のアプリはiPhone本体が必要なものばかりで、iPhoneを家に置いてワークアウトを楽しむには、Apple Watch純正のアプリしかない。

ただし、前述の通り、iPhoneを持った状態で屋外でのワークアウトを行うと、キャリブレーションが行われ、走行距離など、より正確な計測がApple Watch単体でも行えるため、はじめのうちはiPhoneを持って出かけたほうがメリットは大きいだろう。

ワークアウト中に音楽を楽しむ機能も、Apple Watchには搭載されている。プレイリスト単位で、最大2GBまでの音楽をApple Watch本体に保存可能。普段iPhoneとペアリングされているときは、iPhoneの音源をiPhoneのスピーカーで鳴らすが、iPhoneがない場合、Apple Watchで本体内の音楽を再生できる。

Bluetoothヘッドセットをペアリングすれば、iPhoneなしでワイヤレス再生が可能だ。例えば、Beats Electronicsのスポーツ向けBluetoothヘッドフォン、PowerBeatsをペアリングして装着すれば、軽装でジョギングに出かけることができる。

Apple WatchにはiPhoneからプレイリスト単位で音楽を転送することができ、Apple Watch単体でもBluetoothヘッドフォンを使って音楽が楽しめる。BeatsのPowerBeats2など、スポーツ向けモデルとの組み合わせがいいだろう