より高速な通信が楽しめるように

続いて通信面などを比較しよう。

機種名 AQUOS Xx 304SH AQUOS Xx
SoftBank 4G LTE 下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps 下り最大187.5Mbps/上り最大50Mbps
SoftBank 4G 下り最大110Mbps/上り最大10Mbps 下り最大165Mbps/上り最大15Mbps
VoLTE -
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4 4.1
防水 IPX5/IPX7 IPX5/IPX7
防塵 - -
おサイフケータイ
赤外線通信 -
ワンセグ/フルセグ ○/○ ○/○

Xxでは、SoftBank 4G LTEが、下り最大187.5Mbps/上り最大50Mbps、SoftBank 4Gが、下り最大165Mbps/上り最大15Mbpsのスピードに対応している。304SHはそれぞれ、下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps、下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsとなっている。

ドコモのLTE-Advanced(PREMIUM 4G)は下り最大225Mbpsなので、それよりは遅いが、304SHよりはかなり高速化されているのはたしかだ。ちなみにW-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acで変わりない。

Bluetoothは304SHが4.0対応だったのに対して、4.1に対応している。数字上は0.1増えたに過ぎないが、追加されている機能は重要だ。

たとえば、Bluetooth接続しているデバイスからTCP接続が可能になり、たとえばウェアラブルデバイスからBluetooth経由でネット接続が可能になるのだ。これによって、今後、Bluerooth接続のIoTデバイスのネットアクセスが可能になり、ネットにデータを送ることができるようになる。

防水はIPX5/IPX7で変わらず、防塵に対応しないのも変わらない。ちなみに、この防水レベルでは、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上かけても大丈夫というもので、手を洗った後、濡れた手で触ったり、誤ってコップの水をかけても問題ない程度の防水機能は十分に確保されている。

マイナス点として、304SHで対応していた赤外線通信機能がなくなっているが、今どき赤外線通信が必要な人は多くないので、特に問題ないだろう。そのほか、Xxは304SHでは対応しないVoLTEに対応するようになり、高音質に通話することができるようになった。