ほとんどの面で着実なブラッシュアップ

続いてCPUやメモリを見てみよう。

機種名 AQUOS Xx 304SH AQUOS Xx
OS Android 4.4 Android 5.0
CPU MSM8974AB(クアッドコア、2.3GHz) MSM8994(オクタコア、2.0GHz×4+1.5GHz×4)
内蔵メモリ 2GB 3GB
ストレージ 32GB 32GB
外部ストレージ microSDXC(128GB) microSDXC(128GB)

Xxは、CPUにMSM8994(オクタコア、2.0GHz×4+1.5GHz×4)を搭載している。これは現在の多くのハイエンド端末に搭載されるCPUで、これに関してはハイエンド端末同士では横並びという感じだ。ちなみに現在のスマホ用オクタコアCPUは高クロックと低クロックを使い分けることによって、負荷が低いときにより省電力にすることが可能になっている。304SHに搭載されていたMSM8974AB(2.3GHzクアッドコア)と比較すれば、それは明らかに進化と言える。

また、内蔵メモリは3GBで、304SHの2GBから容量アップしている。現在のスマホでは、アプリの使用するメモリ容量も拡大しており、2GBではすぐにヘッドルームに達してしまうため、この3GBへの容量アップは正解だろう。これで快適性はかなりアップする。

ちなみにストレージは32GBと変わらない。また、外部メモリにも対応しており、これもmicroSDXCの128GBがマックスになるなど変わっていない。また、OSは304SHがAndroid 4.4だったのに対して、5.0になり最新のAndroidを搭載している。