フォースタッチで文字盤をカスタマイズ

Apple Watchに搭載されているもう一つの新しいインターフェイスがフォースタッチだ。すなわち、単なるタップではなく、時計のガラス面を押し込む機能だ。 こちらも画面のアニメーションと上手く連動しており、押し込みを検知すると画面全体が下に沈み込む。文字盤のカスタマイズの場合は文字盤が押し込まれ、左右にスワイプして他の文字盤を選ぶことができる。

文字盤をカスタマイズするには画面を指で押し込むと画像右のように「カスタマイズ」の画面が表示される

また、メッセージアプリのスレッドを見ている時に画面を押し込むと、サブメニューが開き「返信」を選んでメッセージ作成を行うことができる。この際も、画面が沈み込み、手前側に返信や位置情報送信などのボタンが表示される。

すでにMacBookや13インチMacBook Proでもフォースタッチに対応する新しいトラックパッドを搭載しているが、これらはフィードバックとして、内蔵しているTapTic Engineを反応させて、クリックと感圧クリックに「段が突いたよう」な感触のフィードバックを返してくれるのだ。

Apple WatchにもフォースタッチとTap Tic Engineの組み合わせが内蔵されているが、こちらはフォースタッチに対して、感触によるフィードバックではなく、視覚的な表現での反応にとどめている。