アイ・オー・データ機器は22日、高速アクセスが可能なNASの新モデルとして、2ドライブモデル「HDL2-ART」シリーズと、1ドライブモデル「HDL-ART」シリーズを発表した。5月下旬に発売し、税別価格は26,600円から。

2ドライブ内蔵「HDL2-ART」シリーズ

HDL2-ARTシリーズ

「HDL2-ART」シリーズは、2台のHDDを内蔵する高速NAS。容量が2TB / 4TB / 6TBの3モデルを用意。税別価格は2TBが33,300円、4TBが43,300円、6TBが57,900円。

高速CPUの採用によってリード最大約100MB/sの高速アクセスが可能。外出先からのアクセスに対応する「Remote Link 3」を搭載し、スマートフォンなどに専用アプリ「Remote Link Files」を使うことで、ファイルの転送などが可能になる。

バックアップ用に「Acronis True Image 2015 Personal」の最新版をダウンロードで提供。このソフトは「Acronis True Image 2015」の機能制限板で、1ライセンスのみ利用できる。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。

内蔵ドライブの交換も可能

そのほかの主な機能は、USB機器をネットワーク共有できる「net.USB」、DLNA共有機能、iTunes共有機能、FTPファイルサービス、Doropbox共有機能、Active Directoryなど。RAID機能はRAID 0およびRAID 1を設定でき、Macのバックアップ機能「TimeMachine」も利用できる。

DTCP-IPにも対応しているので、録画対応TVから地デジ番組のダビングが可能。対応液晶TVは東芝「レグザ」、日立製作所「Woooo」、シャープ「アクオス」、パナソニック「ビエラ」など。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×1、USB 2.0×2。推奨接続台数は16台。本体サイズは約W90×D135×H176mm、重量は約2.2kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Windows Server 2003(SP1) / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2 / Mac OS X 10.5~10.10、Android4.1~5.0、iOS 7~8。

1ドライブ内蔵「HDL-ART」シリーズ

HDL-ARTシリーズ

「HDL-ART」シリーズは1台のHDDを内蔵するモデル。容量が2TB / 3TBの2モデルを用意。税別価格は2TBが26,600円、4TBが35,500円。転送速度はリード最大約90MB/s。RAID機能が省略されている以外、基本仕様は「HDL2-ART」シリーズとほぼ共通。本体サイズは約W45×D138×H168mm、重量は約1.2kg。