LINEは17日、国内外のデザイナーやブランドとバイヤー・小売をつなぐ「LINE Collection」を今夏を目処に開始すると発表した。サービス開始に先駆け、同日よりティザーサイトがオープンしている。
「LINE Collection」では、認知度の低い国内外のデザイナーやブランドの商品と、有力なバイヤー・小売店を、LINEのプラットフォームや実際の取引を行う専用のホールセールサイトを通じてつないでいく。同社は消費者が既存のファッション流通では手に入らない商品と出会う機会の創出を目的としている。
同サービスを利用することで、知名度や流通網を持っていなかったデザイナー・ブランドへの注目度が高まるとともに、小売店においても海外や現地に行くことなく優良な商品を調達することが可能だという。
デザイナーやブランドは、アパレル・アクセサリー・ライフスタイルの3分野から、価格帯や購買層を制限せずに専任の担当者が選定し、専売ディストリビューターとして契約する。その後、LINEプラットフォームやホールセールサイトを通じて商品が小売事業者に提供される。
サービス開始時点では、30ブランドが用意されている。サービス開始後は月に10ブランド以上のペースで拡充し、随時公式LINEアカウント(LINE ID:@linecollection)やティザーサイト上で紹介していく。
また、24日から7月20日までの期間限定で、東京・原宿のラフォーレ原宿にて「LINE Collection」の各ブランドやデザイナーの商品を展示販売するポップアップストアが開設される。今後は、「LINE Collection」の商品を直接ユーザーに販売する事業も視野に入れているという。
(記事提供: AndroWire編集部)