市販用ドローンを手がける仏Parrotは3月12日、第3世代クアッドコプター「Bebop Drone」を発売した。

「Bebop Drone」はWi-Fi接続によるスマートフォンやタブレットのほか、専用の「Parrot Skycontroller」で操作することができる。1400万画素の魚眼レンズ付カメラが機体前方に搭載されており、安定して画像を撮影できるよう、モーターの振動を吸収する4つのショック・アブソーバーや、独自の3軸方向での画像安定化アルゴリズムなどが採用された。

アンテナの指令範囲は最長2km(「Parrot Skycontroller」使用時。スマホ/タブレット使用時は250m)。「Parrot Skycontroller」はFPV(一人称視点)グラスに対応しており、FPVの場合はジョイスティックでドローンを操作しカメラの角度は頭の動きに追従する。

「Parrot Skycontroller」

本体の寸法はバンパー装着時33×88×3.6cmで、バッテリー1本あたりの飛行時間は約11分。カラーはブルー、レッド、イエローの3色ある。

カラーバリエーションは3色

メーカー希望小売価格は「Parrot Bebop Drone」のみのセットが7万900円(税別)で、「Parrot Skycontroller」同梱版が13万900円(税別)。いずれのセットも充電器、バッテリー2本、予備プロペラ4個などが含まれる。