ソニーは1月20日、Bluetooth接続対応の密閉型インナーイヤーヘッドホン「MDR-AS600BT」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円前後(税別)。

「MDR-AS600BT」

ソニーはスポーツ向けのBluetoothヘッドホン「MDR-AS800BT」を2014年9月にリリースしている。このたびのMDR-AS600BTは、MDR-AS800BTの下位モデルにあたるBluetoothインナーイヤーヘッドホン。ジョギングなどのスポーツ時に使用しやすいよう、電池収納部などをハウジング内に集約してコントロールボックスを省略している。

バッテリーやスイッチはハウジング内に集約されている

MDR-AS800BTと同様に、耳のくぼみにフィットさせる「アークサポーター」を装備。イヤーピースは「ハイブリッドイヤーピース」だが、通常モデルに使用されているタイプとは異なり、耳との接触面積を約30%増加させることで、安定した装着性を確保。IPX4相当の防水性能を持っており、あらゆる方向からの飛沫に耐えうる。

「アークサポーター」や接触面積を増やした「ハイブリッドイヤーピース」により安定した装着性を実現

Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。スマートフォンなどのハンズフリー通話が可能。対応コーデックはSBCとAACだ。

使用しているドライバーはφ9mmで、マグネットにはネオジウムが採用されている。再生周波数帯域は29Hz~20kHz。バッテリーの充電時間は約2.5時間。フル充電の場合、最長で約8.5時間の連続再生が可能だ(音声再生時間)。本体の質量は約21g。