10キー下部の左側のボタンはアプリ切替ボタン。これもAndroidの流れをくむ機能だ。その右側のボタンは「Wi-Fiテザリング」ボタンで、1ボタンで無線LANテザリング機能をオンにできる。それだけ無線LANテザリングが利用されると考えているということだろう。

テザリングの設定画面。機能としてはAndroidと同等

そのほか、10キーの各数字には、長押しでBluetoothをオンオフできるなど、ショートカットが割り当てられている。この辺りは、ハードウェアボタンがあるがゆえの利便性で、素早い設定が可能になっている。

折りたたんだ状態では1行ディスプレイがあり、側面ボタンを押せば時計が表示されるといった点もフィーチャーフォンライク。UIも含めて、操作性はほぼフィーチャーフォンといってもいい。むしろ、AndroidのUIをよくもここまで隠ぺいしてフィーチャーフォンに近づけたと感心するほど。

設定をたどればAndroidらしい画面も現れる。ちなみにAPKを直接インストールするといった機能もないそうだ

文字入力も10キーと十字キーを使って操作する。フィーチャーフォンに慣れていれば問題ないだろうし、過去に使っていたなら、すぐに操作には慣れそうだ。