UQコミュニケーションズは15日、WiMAX 2+の周波数帯域の拡張を2月12日より開始することを発表した。帯域の変更は2月12日に栃木県真岡市から開始され、順次全国へ展開する。

WiMAXで利用している周波数のうち、20MHzをWiMAX 2+に割り当てる

現在、UQでは周波数帯域をWiMAXに30MHz、WiMAX 2+に20MHz割り当てていたが、WiMAXを10MHzに縮小、WiMAX 2+を40MHzへと拡張する。これは複数の電波を同時に使用するキャリアアグリゲーション(CA)技術により、通信の高速化を図る目的で行われ、拡張後は下り最大速度がWiMAXは40Mbpsから13Mbpsに、WiMAX 2+が110Mbpsから220Mbpsへと変更されることとなる。

帯域の変更は2月12日に栃木県真岡市から開始。同社は最初に変更が行なわれる栃木県在住者を対象に、CA対応のモバイルルータ「Speed Wi - Fi NEXT W01」の無料モニターを募集する。募集の受付期間は1月16日から2月9日までで、モニター期間は2月下旬から3月31日まで。募集人数は50名で、応募者多数の場合は抽選となる。応募はUQのサイトから。