テレビで使える44gのスティックPC - マウスコンピューター「m-Stick MS-NH1」

超小型PCのなかでもっとも小さく、もっとも安いのがマウスコンピューターの「m-Stick MS-NH1」だ。サイズは幅100×奥行き38×高さ9.8mmで、重量はわずか44g。CPUやメモリ、ストレージなどが含まれているとは思えないほど小さく軽い。直販価格は19,800円と安く、思わず衝動買いしてしまいそうな値段設定だ。

m-Stick MS-NH1

使用イメージ

使い方は少々独特で、本体のHDMI出力端子を映像機器に直結する。液晶ディスプレイはもちろん、大型テレビやプロジェクタなどでも利用可能だ。電源は付属USB-ACアダプタによるUSB給電となる。キーボードやマウスは別売で、ワイヤレスのBluetooth対応製品がおすすめだ(USBハブを追加すればUSBキーボードやUSBマウスも使える)。

スペックはタブレット並みだ。CPUはIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリは2GB、ストレージは32GBのフラッシュメモリ(eMMC)だ。PCとしてはストレージの容量が少ないが、大容量のmicroSDカードでカバーできるだろう。インタフェースとしてフルサイズのUSB 2.0端子を用意している点もポイントだ。変換アダプタを利用しなくても、手持ちのUSB機器をそのまま利用できるのはうれしい。

スペックこそ控えめだが、いろいろイジって遊ぶにはもってこいのガジェットだ。初心者がリビングで気軽に使うのにも適しているだろう。なにより、テレビの大画面で写真や動画を楽しめるのは大きな魅力だ。

製品名 m-Stick MS-NH1
量販店価格 直販19,800円
OS Windows 8.1 with Bing 32bit
CPU Intel Atom Z3735F(1.33GHz)
メモリ DDR3L 2GB
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 32GB フラッシュメモリ
光学ドライブ -
ディスプレイ -
タッチパネル -
有線LAN -
無線LAN IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0+LE
センサー -
Webカメラ -
主なインタフェース USB2.0、HDMI、microSD/SDHC/SDXCカードリーダ
バッテリ駆動時間 -
本体サイズ W100×D38×H9.8mm
重量 約44g