マウスコンピューターは18日、同社の法人向けPCブランド「MousePro」から、OSにWindows Embedded 8.1 Industry Pro(64bit)を搭載した業務用端末「MousePro-M481B-EMBD」を発売した。BTOに対応し、標準構成価格(税別)は79,800円。検証機を購入してアンケートに回答すると、先着の10社に5,000円分の商品券が還元される。

「MousePro-M481B-EMBD」(ディスプレイはオプション)

Windows Embedded 8.1 Industry Proを一般的なPCプラットフォームへ導入することで、高価な産業用プラットフォームを不要とした特定業務用途向けの端末。コールセンターオペレーターシステムとしての一括導入や、室内店舗でのPOSやサイネージ、各種教育機関での学習用端末といった用途を想定している。

管理機能として、特定のキーボード入力を制御、意図しないダイアログを制御、再起動時にシステムの変更をすべて復元、USBデバイスの使用制御、タッチ操作の制御などを設定できる。また、コールセンターなどオペレーターシステム用途での利用時に、システムの操作ログを詳細に取得可能なソフトウェア、「ラネクシー MylogStar 3 Desktop 30日間ライセンス版」を標準でセット済み。

標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4005U(1.70GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(4GB×1、最大8GB)、ストレージが320GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。

インタフェース類は、SD/SDHC/SDXCメモリーカードリーダ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI、D-Subなど。VESAマウントキット(75mmおよび100mm対応)が付属し、同じくVESAマウントに対応した液晶ディスプレイ(別売)の背面に、MousePro-M481B-EMBD本体を取り付けられる。本体サイズはW26×D151×H195mm、重量は約660g。