スマートフォン/タブレット向けアプリをチェック

続いて、MG7530のスマートフォン/タブレット連携機能を見てみよう。PIXUS Printの基本インタフェースは従来通りだが、新たに「クラウド」と「Easy-PhotoPrint+」の項目が追加されている。「クラウド」については前モデルでも対応していた「PIXUSクラウドリンク」を利用するためのもの。クラウドやSNSの写真/文書をスマートフォンやタブレットから印刷できる。「Easy-PhotoPrint+」はクラウド上の画像を加工/印刷できる機能だ。両機能ともブラウザを利用するWebアプリであるため、端末向けに作られたネイティブアプリに比べて操作性とレスポンスがイマイチな印象を受ける。今後の対応に期待したい。

PIXUS Printのホーム画面。最新バージョンでは「クラウド」と「Easy-PhotoPrint+」の項目が追加されている

SNSの画像やクラウドストレージに保存した文書を印刷できる「クラウド」。連携するWebサービスの追加/削除も行える

写真を加工/印刷できる「Easy-PhotoPrint+」

PIXUS Printはキヤノンのビジネス向けインクジェットプリンタ「MAXIFY」シリーズにも対応したため、新バージョンの正式名称が「PIXUS/MAXIFY Print」に変わった。基本機能はほぼ同じで、従来通り、写真の印刷や文書のスキャンなどに対応している。ただし新機能として、前述の「PIXUSタッチ」に対応したのが大きなポイントだ。