12日、キヤノンインクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」の新作CM発表会が開かれた。新作CMのテーマは、時期に合わせて「年賀状プリント篇」。特に「スマホで撮影した写真とPIXUSの相性の良さ」にスポットを当てた内容で、11月15日(土)よりオンエアされる。会場には、PIXUSのコミュニケーション・パートナーを務める女優の桐谷美玲さんも登場。お正月をイメージした艶やかな振り袖姿を披露し、発表会に華を添えた。

桐谷美玲さんと猫のレオンくん

桐谷さんの猫溺愛キャラが加速する新作CM

キヤノンマーケティングジャパンの澤田創氏

年末商戦。それは家庭用インクジェットプリンター業界において、一年を通じて最大の商機であることはいうまでもない。キヤノンマーケティングジャパン インクジェット商品企画第一課 澤田創氏によれば、今年8月28日に発表した新機種(5機種計10モデル)の販売も好調、プリンターメーカーとして年間販売台数ナンバーワンも狙える状況という。

新作CMの狙いについては、「PIXUSのさらなる販売拡大への期待とともに、日本の伝統的風習である年賀状を大切にしたい」とスピーチ。同時に、表現としては「年賀状をスマフォトプリント」をコンセプトに、タッチするだけでかんたんキレイに年賀状をプリントできる点をアピールした。また、桐谷美玲さんのキュートさと、ブサかわ(不細工なのに可愛い)猫のレオンくんにより、親しみやすさも感じてほしいという。

PIXUSは販売も好調。2014年1月~10月までの累計で43.7%のシェアを獲得している(写真左、写真中央)。「年賀状も、スマフォトプリント!」が年末商戦の合言葉(写真右)

新作CMも「年賀状をスマフォトプリント!で」を訴求する内容

CM内でも使用されているモデルPIXUS MG7530

プリンター本体のPIXUSタッチやアプリでのカンタン操作環境を用意して、ユーザーにアプローチする

新作CMの内容は、前作「スマフォトプリント篇」の続編。前作では「PIXUSで大量に猫写真をプリントする桐谷さんの猫溺愛っぷりに上司(部長)が思わず引いてしまう」という内容だったが、今作では「部長と主任が、桐谷さんからの来年の年賀状は(未年なのに)猫のビジュアルだと予想、年が明けてみたらやはりそうだった」という内容。

と、文章にしてしまうと、なんだか面白さが伝わりにくいが、映像ではポニーテールに猫耳を着けた部屋着姿の桐谷さんという反則的な可愛らしさが、見る者(特にオジサン)の脳天を直撃すること必至。

年賀状に書かれた「ハッピーニャーイヤー」の文字には上司役の石丸幹二さんならずとも「あぁ、そう来たか!」と感心(?)させられる。劇中の桐谷さんにも劣らぬ猫好きの方には、羊のかぶり物をしたレオンくんの愛らしい姿も見どころだ。出演は一瞬なので、刮目してチェックしてほしい。新作CMはキヤノンの公式サイトでもいち早く見ることができる。

PIXUS新作CM「「年賀状プリント篇」」ダイジェスト(クリックで拡大)

ブサかわ猫ちゃんグランプリ、結果発表

キヤノンでは9月8日~10月31日までの約2カ月、「ブサかわ猫ちゃんグランプリ by スマフォトプリント! PIXUS」なるフォトコンテストを開催した。これは、プリントして思わずみんなに見せたくなる、ユーモラスでいとおしい「愛猫のブサかわ写真」を募集し、グランプリを選ぶというもの。なんとレオンくんが審査員長を務め、桐谷さんも審査員として参加している。

入賞作は、11月18日(火)~12月2日(火)まで山手線の電車を15日間ジャックする「スマフォトレイン」内の写真展で展示されるとのこと。惜しくも選外となった作品の中からも数多くの写真が展示される(総数288点!)というから、猫好きなら見逃せないイベントになりそうだ。その注目の入賞作品が、この後、このステージで発表されることになる!

「ブサかわ猫ちゃんグランプリ by スマフォトプリント! PIXUS」のキャンペーンロゴ

グランプリや審査員特別賞のほか、プリントの楽しみをイメージさせるユニークな賞が設けられている

応募総数は、なんと約6,000点。うち7割が携帯端末で撮影されたものだという

「スマフォトレイン」に展示される応募作品は、すべてPIXUSでプリントされる

桐谷美玲さん、ブサかわ猫のレオンくんとともに登場!

艶やかな振り袖姿で登場した桐谷美玲さん

続いてステージに登場したのは、PIXUSのコミュニケーション・パートナーを務め、CMにも出演中の桐谷美玲さん。新作CMのテーマである年賀状にちなみ、お正月を思わせる艶やかな振り袖姿で登場し、フラッシュの光を一身に浴びていた。

その横には、桐谷さんとCMで共演したレオンくん。新作CMで着用した羊のかぶり物姿で、桐谷さんを心強くサポート…するはずだったが、お疲れなのか、終始お昼寝モード。

しかし、トークショーのマイクや音楽のボリュームはもちろん、桐谷さんに撫でられ(取材陣に注文を付けられた)ても一切動じることなく眠り続けるレオンくんの度胸には、その表情も相まって、猫ながら並外れた大物感が伝わってくる。

審査員長のレオンくん。なんと、ツイッターまでやっている!

新作CMについて語る桐谷さん。「レオンくんの演技が素晴らしくてビックリしました!」

「未年なので羊の鳴き声で感情を表現してほしい、と監督に言われまして(笑)」

レオンくんのこの大物っぷり!

報道陣から「レオンくんを撫でてください!」の注文が

「おーい、起きてるかぁ(笑)」

閑話休題。ステージでは「ブサかわ猫ちゃんグランプリ by スマフォトプリント! PIXUS」の受賞作品が発表され、桐谷さんと澤田氏から各作品へのコメントが贈られた。見事グランプリント(グランプリ)を獲得したのは、魅威太79jwblさんの作品「究極の癒し」。

「まるで人間のような表情とポーズに、一瞬でやられてしまいました。猫でもこんな表情をするんだなぁ、って。もう、私的には即決でしたね(笑)」と、究極のブサかわっぷりに、桐谷さんも大いに癒されたようす。魅威太79jwblさんには、世界の猫の楽園をめぐる旅(JTB旅行券100万円分)が贈られる。

このほか、桐谷美玲さん特別賞を、あとむがーるさんの「毎日、疲れた」、レオンくん特別賞を、すーさんの「あっかんべ~~っ」が受賞。応募総数5,996点の中から、計10作品が選ばれた。ちなみに澤田氏によれば、応募作品の約7割が携帯端末で撮影されたものだったとか。

受賞作および応募作は、前述のスマフォトレインのほか、グランプリ特設サイトでも確認できるので、こちらもぜひご覧いただきたい。

「応募作品はどれもみんな可愛くて、悩みながらも、とても癒されて、楽しく入賞作品を選ばせていただきました」

受賞作が実際にプリントされたTシャツやバッグなども展示された

「受賞作はスマートフォンで撮影された作品です。すごく可愛く、キレイに撮れていますね」

入賞作は11月18日(火)~12月2日(火)まで山手線の電車を15日間ジャックする「スマフォトレイン」内の写真展で展示

山の手線は11両で編成されるが、各車両ごとに異なるギャラリーを設置

「可愛い猫ちゃんの応募作品は、PIXUSでプリントして、ずっと見ていたくなる写真ばかりでした!」