パーソナルメディアは5日、人名用異体字、変体仮名、Unicodeに含まれる文字などを含む約18万字を検索、入力できる文字検索ツールのWebアプリケーション対応版「超漢字検索 Web版」を法人向けに発表した。具体的な提供時期は応相談。

超漢字検索 Web版 画面イメージ

同製品は、自治体、官公庁や法人向けのカスタム対応製品として提供。電子自治体システムや名簿管理機能などの業務システムは、特定のOS上で実行される専用アプリケーションでなく、ブラウザで実行できるWebアプリケーションとして構築されるケースが増加しているという。

「超漢字検索 Web版」では、住民票管理や戸籍管理、会員名簿のデータベースなど、業務用のWebアプリケーションと同じブラウザ画面などに、漢字検索機能を組み込める。OS環境への依存性を低減するため、PCやタブレットなど幅広い機器から利用できることが特徴。

機能面では、Unicodeで異体字をコード化して扱う規格「Unicode IVS/IVD」や、情報処理推進機構(IPA)が整備した「IPAmj明朝フォント」に対応。また、Webフォント機能も搭載し、漢字や異体字フォントをダウンロードせずともサーバ側のフォントを表示できる。

同社は、12月10日から12日までの3日間に東京ミッドタウンで開催される「2014 TRON Symposium(TRONSHOW)」にて、同製品のデモンストレーションを実施する。