ヤフーからリリースされたiOS 8向けキーボードアプリ「Yahoo!キーボード」。サードパーティ製のiOS向けキーボードアプリといえば、すでに「ATOK for iOS」がリリース済みだ。Yahoo!キーボードは無料アプリであり、ATOK for iOSは1,500円の有料アプリなので一概に比較できるものではないが、どちらを使うか検討しているユーザーもいるだろう。二つのキーボードアプリの使い勝手や違いについて検証してみた。

Yahoo!キーボード

ATOK for iOS

ATOK for iOSもYahoo!キーボードも、導入の方法はまったく同じだ。「設定」から「一般」を開き、「キーボード」から「新しいキーボードを追加」する。追加したらキーボードの名前をタップし、「フルアクセスを許可」することで、すべての機能が使えるようになる。フルアクセスを許可すると、入力した文字情報などが開発元に送信される可能性がある。通常の使用では問題ないが、クレジットカードなど重要な個人情報が送信される可能性があるのは気にかかるところ。とはいえ、どちらの開発元も入力情報の外部送信は行わないことを宣言しているので、ユーザーとしてはそれを信頼するしかない。

フルアクセスを許可すれば、キーボードが使えるようになる。文字入力の際に地球アイコンを何度かタップすれば、追加したキーボードが出現するはずだ。

では二つのキーボードを比較していこう。今回用いたデバイスはiPhone 6 Plusだ。