メガソフトは27日、テキストエディタ「MIFES」の最新版となる「MIFES 10」(仮称)の公開テスト版(パブリックベータ版)を公開した。簡単なアンケートに答えることで、誰でも無償でダウンロードして試せる。ただしサポートや不具合補償は受けられないため、自己責任において試用していただきたい。

編集画面

最初のMIFESが発売されたのは1985年。それから脈々とバージョンアップを重ね、さまざまな分野のユーザーに愛用されている。各種プログラム言語のソースコード、HTMLなどのWebソース、テキスト原稿、CSVやXMLなどのデータファイル、 バイナリファイルなど、さまざまなファイルを編集できる高機能テキストエディタだ。

次期バージョンでは構造解析エンジンを搭載し、ファイルの特性に合わせてブロックを自動認識する。プログラムソースではif、forなどの制御構造、HTMLやXMLではタグ、論文などの文書ファイルでは見出し文字による段落に対して、明示・選択・切り貼り編集が可能となった。加えて、全体構造の把握を手助けするアウトライン表示機能、誤入力・誤編集を軽減する入力支援機能の追加、そして検索機能やファイル比較も強化している。

対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2012 / 2008 / 2003。詳細はメガソフトの製品情報ページを参照いただきたい。

C言語編集画面

ファイル比較結果

XMLモード適用前(改行なし)

XMLモード適用後