みんなで使うファミリーユースに最適

使用中に気になった点のひとつは、画面の明るさ調整機能の制度。オートにすると少しの環境変化でも反応が大きすぎて、逆に目が疲れそうだ。また、画面のグレアが強く、角度によっては反射が気になる。通勤時の電車内で使うにはあまり向いていないようだ。逆に、家の中など決まった環境の下で使うのならばどちらもさして問題にはならない。

Android 4.4を搭載するYOGA Tablet 2なら、最大8ユーザーまで個別のアカウントを作ることができるので、家族共有の端末としても活用しやすい。スマートフォンがあくまでパーソナルなデバイスであるのに対し、タブレットは誰かといっしょに画面を見られるというテレビに近い要素がある。また、共同で作業をしたり、操作を教えたりする場合にも周囲が手を貸しやすい。

複数ユーザーを設定し、ロック画面で切り替えて利用できる

ユーザーを「子供」に設定すると、利用時間や使用可能なアプリを指定できる

Androidスマートフォンを使っていればデータの共有は簡単。移行用ツールも搭載

本のような個人のメディアであり、テレビのような団欒のメディアにもなれるのは、タブレットならでは。パソコンよりも手軽でスマートフォンよりも画面が見やすい、というだけではないタブレットの利用価値が、使えばきっと見つかるはずだ。様々な利用スタイルを提案するYOGA Tablet 2は、タブレットにそうした新しい価値を期待する人にお勧めしたいモデルだ。

(記事提供: AndroWire編集部)